鏡をのんだまま印旛沼をみおろした
父母がうつらない夜
てくまくまやこん
(もう舟は捨てよう)
新橋にでて
子どもらとふるい魚ものんだ
(泳げるかな)
沼にうつらないものはおそろしいが
ひとの夜まではほろぼさない
その鏡ものみ干したので
新橋では
左右が血でひかっていた

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