通院の感動

 

北久里浜には。行きつけの病院がある。
そのことだけで。
詩が書けるか。
嗚呼。行きつけの。おお。病院。
帰ってきて、日夏耿之介の詩を読む。
読めない漢字がでてくる。
この手だな。神々しい漢字さえ。
(知っていれば。)
北久里浜の病院が。異様にひかり。
たいへんなことになる。
薬局の隣のお好み焼き屋のまえで。
わたしは。重々しく。黯黒。
なんというか、読めないくらいに。
彫りがふかくなる。ほんとだよ。